このような症状はありませんか?
・歩くだけで股関節に痛みが走る
・階段の昇り降りがつらい
・立っていると股関節が痛い
・あぐらや正座ができない
・びっこを引いて歩いてしまう
一生、痛いまま過ごしますか?
冒頭からびっくりさせてしまい申し訳ありません。
股関節の痛みを治すために大切なことをお伝えします。
痛みにはそれぞれ原因があります。
その原因を見つけ出して施術を行っていくことで、痛みが取れてくるケースを何度も経験してきました。
痛みが取れないのは、その本当の原因を取り除けていないからです。
股関節の痛みから解放されて、快適な生活を送りませんか?
私はそのお手伝いをさせていただきます。

股関節の痛みの代表的な疾患と原因
股関節の痛みを訴えて病院を受診した場合に、よく見られる股関節痛の代表的な疾患があります。
ご自身の症状と照らし合わせてチェックしてみましょう。
◇変形性股関節症
変形性膝関節症は、中年以降の女性に多く見られる疾患です。
変形性股関節症のほとんどは、「臼蓋形成不全(きゅうがいけいせいふぜん)」が原因で発症します。
臼蓋形成不全とは、臼蓋と呼ばれる股関節の受け皿のかぶりが浅い状態のこと言います。
変形とともに軟骨がすり減り、骨と骨がぶつかることで痛みが生じます。
◇鼠径部痛症候群(グローインペイン)
グローインペインは、キック動作やランニングなどの繰り返しの運動で、股関節の周辺にストレスが加わり炎症が生じて発症します。
サッカー選手の発症が多く、股関節の可動性や体幹筋力の低下に伴い、身体のコントロールの低下が原因といわれています。
また、一度発症すると慢性化しやすく、身体機能の低下に伴って再発しやすいです。
◇大腿骨頸部骨折、またはその術後
大腿骨頸部骨折は、脚の付け根の部分で骨折すること言います。ほとんどの場合で、立つことや歩くことが難しくなります。
骨粗鬆症で骨がもろくなった高齢者が転倒して発症することが多いです。

股関節の痛みを悪化させずに改善に向かわせる方法
股関節の痛みが出ると、歩くことが億劫になって、外出することも控えるようになってしまいます。
スポーツでは本来のパフォーマンスを発揮することができません。
そんなんじゃ楽しくないですよね。
先ほどご紹介した疾患を中心に、改善に向かう対策や方法をお伝えします。
◇変形性股関節症の場合
変形性股関節症は多くの場合で、筋肉や筋膜、関節に問題があります。
筋肉が硬いと関節の動きが制限され、筋力が弱いと姿勢や歩き方に影響が出ます。
ただ、硬いからストレッチ、弱いから筋トレでは痛みが増す場合があります。
まずは接骨院などで筋肉、筋膜、関節の問題がどこにあるか突き止めたうえでリハビリをした方がよいでしょう。
◇鼠径部痛症候群(グローインペイン)の場合
グローインペインの場合は、痛みを起こしている部位を見つけ出します。
また、股関節や胸椎(胸の骨)周りの関節に動きをつける、体幹部分を安定させるためにリハビリを行います。
木の幹は太く安定させて、枝は風に吹かれても折れないように動きをよくするイメージです。
◇大腿骨頸部骨折またはその術後
骨折後のリハビリでは再転倒の予防が大切になります。
筋力をつけること、関節の動きをよくすること、バランスが保つなど、再転倒の予防を目標にしてリハビリを行っていきます。

股関節の痛みを予防する方法
実は最も大切なことは「予防」です。
痛みが出ないように、股関節の痛みの予防方法をお伝えします。
◇お尻(臀筋群)の筋力をつける
臀筋群は、お尻の筋肉の総称のことです。
お尻の筋肉を動かすことで、股関節を支えるための筋力をつけていきます。
痛みが強い場合は悪化させる恐れがあるので、行わないようにしましょう。
◇内転筋や腸腰筋のストレッチで可動域を広げる
股関節も内側や前についている筋肉のことです。
ストレッチをすると股関節の位置が矯正されて、股関節が動きやすくなります。
◇適度に身体を動かす
身体を動かすことで、全身の血流を促進し、身体の回復を早めることが期待できます。
水中ウォークやウォーキングなど、無理のない範囲で行いましょう。
