巻き爪の原因とは?足の専門家が解説
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
金沢巻き爪ケア専門院の備前です。
今回は「巻き爪の予防方法」についてお話させていただきます。
✓巻き爪の予防方法を知りたい
✓痛みはないが、巻き爪が進行している
✓巻き爪で靴を履いて歩くと痛い
上記に当てはまる方のために、巻き爪の原因について解説していきます。
原因がわかることで痛みが出る前に対処することができます。
目次
巻き爪とは?
巻き爪とは、爪が湾曲して皮膚に食い込んでいる状態のことです。
主に足の親指に見られますが、その他の指でも見られることがあります。
では、どうして巻き爪になってしまうのか原因について
「自分で対処できる原因」
「自分で対処できない原因」に分類して説明していきます。
自分で対処できる原因
靴による圧迫
足に合わない靴を履いていると、足に過度の圧迫が加わることで足指が変形します。
例えば、ハイヒールやパンプスなど狭い靴を履く習慣がある方は、
「外反母趾」や「内反小趾)などになるリスクがあがるため、
それに伴い巻き爪になるリスクも高い傾向にあります。
足に合った正しい靴選びをするようにしましょう。
深爪の習慣
深爪とは爪の先端の白い部分がない状態のことを言います。
本来、爪の白い部分があることによって、爪周りの皮膚が盛り上がってこないように抑えています。
深爪をすると爪周りの皮膚が盛り上がってきてしまい、爪を圧迫して巻き爪や陥入爪と言った状態を引き起こすことになります。
適切な爪の切り方を習慣にする必要があります。
爪の水虫
爪が白癬菌に感染した状態のことを言います。
白癬菌に感染した初期は爪の一部の色が白や黄色っぽく変色しますが、
進行してくると爪が分厚くなったり、巻き爪になったりと爪の変形を伴います。
病院での内服や塗り薬での治療を行っていくことで改善してきます。
スポーツでの爪への過度な負荷
爪に負担のかかるスポーツや、瞬発力が必要なスポーツでは、爪に負担がかかって、爪の内出血を起こすことがあります。
内出血が原因で爪の変形に繋がることがあるので、サイズのあっていない靴は履かないようにしましょう。
適切なサイズの靴を履くことで予防することができます。
自分で対処できない原因
爪の形状(遺伝的要素)
巻き爪は親か子へ遺伝することはありません。
しかし骨格が遺伝するため、必然的に巻き爪になりやすい傾向にあります。
また男性に比べて、女性の方が骨の幅が細いので巻き爪になりやすいと言われています。
この末節骨の幅を含め、全身の骨格が親から子へ遺伝し歩き方が似てくるので、巻き爪に影響を及ぼす可能性があります。
妊娠
正常な爪は体重が加わることで、たわんで戻ってを繰り返しながら適切なカーブを保っています。
しかし妊娠をすると重心がかかとに移動して足指が地面から浮いた状態になるため、
足指に体重が加わらず、たわむことがないので巻き爪になりやすいです。
遺伝的な要素だと諦める必要はない
巻き爪は遺伝しないと聞いても骨格が遺伝すれば一緒だろ・・・
と思われる方もいらっしゃるかと思います。
僕は決してあきらめる必要はないと思っています。
なぜなら当院にご相談に来られる方で、遺伝的な要素で巻いている方よりも、
「自分で対処できる原因」に当てはまる方の方が圧倒的に多いからです。
骨格の遺伝が原因の巻き爪はこのような特徴があります。
・爪の根元から先端にかけて均等に巻いている
・右足も左足も巻いている
・他の足指も巻いている
・巻き爪補正やケアを受けても再発してしまう
このような方は痛みが出ないように信頼できる巻き爪サロンで、
定期的に爪のメンテナンスを受けて、巻いていない状態の爪をキープする必要があるかもしれません。
「自分で対処できる原因」を改善するようにまずは取り組んでみてください。
それでも改善しない場合や、進行していってしまう場合は、
早めに信頼できる巻き爪サロンに相談されることをお勧めします。
当院サロンに来られた方はこのような結果を手に入れています。